Q:着用後、脱いだらどうすればいいですか?

A:着物・長襦袢・帯は必ず風通しの良い室内で2~3時間陰干ししてください。汚れが付いたり汗をかいた場合は、なるべく早く当店にご相談ください。時間が経つと、シミが取れにくくなったり変色したりして費用が高くなりますし、最悪シミが取れなくなることもあります。たたみ方が不明な方は、中増へご持参くださいませ。

 

Q:保管するとき気をつけることはありますか?

A:正絹の着物や帯は、虫の好物である綿・麻・ウール製品とは別に保管してください。間違えて正絹を食べることがあるからです。防虫剤は、絹は虫の好物ではないので、色ヤケの原因にもなりますし使用しないほうがいいでしょう。できれば、和紙を使用した「たとう紙」に包んで保管してください。きものベルトや伊達〆などのゴム製品は、金・銀糸や箔を変色させるので一緒にしないでください。

 

Q:汗をかいた・雨に降られたけど、陰干しだけで大丈夫?

A:汗や雨など、見えない水汚れに注意してください。年数が経つと必ずシミになります。プロでも判断しづらい水汚れですので、汗をかいた・雨に降られた場合は必ずご相談ください。丸洗いとは別に、汗取り加工を施します。

 

Q:汚してしまった!応急処置は何をすればいいの?

A:乾いたタオルなどの柔らかい布で汚れをこすらず吸着させてください。ただし、水やお湯で濡らしたタオルは絶対に使わないでください。布で吸着させる以外は何もせず、できるだけ早く当店にご持参いただくのがベストです。その際「いつ、どうやって、どこが」汚れたのか、わかる範囲でいいのでお伝えください。

 

Q:シミ・カビが付かないコツはありますか?

A:湿気や汗に気をつけてください。放置しておくと、間違いなくシミやカビになります。お手入れした後は、着物専用乾燥剤を使用したり、年に数回、乾燥した季節にタンスの引き出しを開けて風通しするなど、湿気に気を付けるだけでかなり安心です。皆さんが考えるほど、着物の保管は難しくありません。

 

Q:何十年も経った古いシミ汚れは取れますか?

A:シミの種類や程度に応じてそれぞれ判断して加工します。生地を傷めない程度で取れそうならシミ抜き、シミ抜きで取れないときは顔料修正でシミを隠したり、広範囲のシミだったら染め直しなど、様々な加工方法があります。ご相談の際に「どの程度までキレイにしたいのか」を教えてください。

 

Q:パールトーン加工にはどんな効果があるの?

A:生地の風合や光沢・通気性を失わず、きもの本来の着心地を保ったまま、高い撥水効果を発揮します。さらに、保管中のカビの発生を抑える効果があります。

 

Q:パールトーン加工は経済的って聞いたけど。

A:中増では、パールトーン加工を施したお着物は、ひどい汚れでない限り20年間シミ抜きが無料です。(但し、作業をする京都までの往復の梱包送料として1,000円だけいただきます。)ひどい汚れの場合、実費はかかりますが、汚れが落としやすいので、シミ抜き料金が安くて済むメリットがあります。